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哲学と人類 ソクラテスからカント、21世紀の思想家まで

出版社名 文藝春秋
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-16-391325-4
4-16-391325-4
税込価格 2,090円
頁数・縦 303P 21cm

商品内容

要旨

人文科学の最先端が解き明かす文明の“結末”。サピエンスの誕生から石器/言語の発明、印刷術、デジタル経済圏まで。

目次

第1部 なぜ21世紀の哲学者は「テクノロジー」について考えるのか―終焉へ向かうホモ・サピエンスとメディア(「21世紀の資本主義」の哲学―メディアの終わりと世界の行方
「人類史」を世界の哲学者が問う理由―ホモ・サピエンスはなぜ終わるのか?)
第2部 人類史の起源と「メディア」の誕生―「出アフリカ」とホモ・サピエンス(私たちはどこから来たのか―ホモ・サピエンスの始まり)
第3部 「文字」と爆発的進化―哲学の起源とその謎(ギリシア哲学と「最大の謎」―「文字」の誕生
キリスト教はなぜ世界最大宗教になったのか―中世メディア革命と「書物」
「国民国家」はいかに生まれたか―活版印刷術と哲学の大転回)
第4部 技術メディアの時代へ―マス・メディアの世紀(「無意識」の発見と近代の終わり―マルクス、ニーチェ、フロイト
20世紀、メディアが「大衆社会」を生んだ―マスメディアの哲学)

出版社・メーカーコメント

私たちは今、情報テクノロジーの発展や、あるいは遺伝子操作などのバイオテクノロジー革命など、目覚ましい技術革新の時代に生きています。AIの発展や仮想通貨の登場のみならず、新型コロナウィルスの世界的流行では、中国を筆頭にスマートフォンの位置情報を利用した「データ監視」が現実のものとなりました。あるいは、ノーベル化学賞を受賞した「クリスパー」はゲノム編集にとって大きな発見です。私たちの社会や生命を変えうる「テクノロジー」と、どのように向き合うべきか――。振り返れば、人類はその誕生からあらゆる「テクノロジー」を利用することによって生き残り、社会を形成してきた経緯があります。石器や言語、文字に書籍などあらゆるメディアのもとに、人類史は築かれてきました。同時に、哲学者はいつの時代でも「技術」について、「技術」とともに思考を展開してきました(アリストテレス、カント、ヘーゲル、フロイト、マルクス、ニーチェなど)。人類史を形成したテクノロジーの歩みと、その考察を続けてきた哲学者の歴史を総覧し、21世紀以降、私たちが生きる未来を考察します。AI、遺伝子工学、デジタル監視社会、ビッグデータ、ポスト・ヒューマン、仮想通貨、IoT、ポスト資本主義……人類はどこへ行くのか? 石器に印刷術、デジタル経済圏まで「技術の哲学」で読み解く人類全史。

著者紹介

岡本 裕一朗 (オカモト ユウイチロウ)  
1954年、福岡県生まれ。九州大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。玉川大学名誉教授。専門は西洋近現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)