• 本

これが民主主義か? 辺野古新基地に“NO”の理由

出版社名 影書房
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-87714-487-6
4-87714-487-0
税込価格 2,090円
頁数・縦 206P 21cm

商品内容

要旨

2019年2月、沖縄県民は県民投票で「辺野古埋め立て“NO”」の民意を示しました。しかし、国はその結果を一顧だにせず、辺野古の海へ土砂投入を強行しつづけています。これは、民主主義国の健全な姿と言えるでしょうか?沖縄では、米軍関係の事件・事故が、沖縄戦の終結前後から今日までとぎれることなく発生してきましたが、そのたびに沖縄県民は抗議の意思を示してきました。それでも国は、“基地負担軽減”や“普天間の危険除去”を言いながら、現実や歴史、法律さえねじ曲げ、時に沖縄への“差別”を助長し、強権までも発動して、“辺野古新基地建設”という新たな負担を押しつけようとしています。“国防”の名の下に、沖縄の民意を押しつぶす政治が続いています。それを止めるのが民主主義社会ではないでしょうか。

目次

辺野古新基地建設を強行する安倍政権の異常な手法
ゆがめられる沖縄の自治―沖縄予算を懐柔策に利用する日本政府
日米同明関係から生じる構造的性暴力
基地被害を下支えする日米地位協定の壁
基地負担軽減は本当か
汚された世界遺産候補地―北部訓練場返還地
沖縄に対する差別と適正手続き―憲法の視点から
法治主義と地方自治をゆがめる辺野古新基地建設の強行
安倍政権が押しつけた歴史・公民教育―二つの沖縄教科書問題
“沖縄ヘイト”―基地反対の民意へのバッシング
沖縄から日本の民主主義を問う―「復帰」に込めた理念と現状

著者紹介

新垣 毅 (アラカキ ツヨシ)  
1971年生まれ。沖縄県出身。琉球新報論説委員・政治部長。2015年沖縄の自己決定権を問う一連の報道で、第15回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」受賞
稲嶺 進 (イナミネ ススム)  
1945年生まれ。沖縄県出身。前名護市長(2010年〜2018年)
高里 鈴代 (タカザト スズヨ)  
1940年台湾生まれ。沖縄県出身。元那覇市議(1989年〜2004年)。「強姦救援センター・沖縄」代表。「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」共同代表。「軍事主義を許さない国際女性ネットワーク」沖縄代表。1996年「エイボン功績賞」受賞。97年「土井たか子人権賞」受賞。2011年「沖縄タイムス賞(社会活動)」受賞
高木 吉朗 (タカギ キチロウ)  
1969年生まれ。広島県出身。弁護士(コザ法律事務所所属)。嘉手納基地爆音差止訴訟弁護団、普天間基地爆音差止訴訟弁護団、辺野古埋立承認処分取消訴訟弁護団
宮城 秋乃 (ミヤギ アキノ)  
1978年生まれ。沖縄県浜比嘉島出身。蝶類研究者。日本鱗翅学会・日本蝶類学会会員。2017年新崎盛暉平和活動奨励基金で助成交付者に選出。2018年『ぼくたち、ここにいるよ―高江の森の小さないのち』(影書房)で「沖縄タイムス出版文化賞(児童部門)」受賞。2020年「多田謡子反権力人権賞」受賞
木村 草太 (キムラ ソウタ)  
1980年生まれ。東京都出身。東京都立大学教授(憲法学)
紙野 健二 (カミノ ケンジ)  
1951年生まれ。大阪府出身。名古屋大学名誉教授(行政法学)
前川 喜平 (マエカワ キヘイ)  
1955年生まれ。奈良県出身。現代教育行政研究会代表。元文部科学事務次官。2018年から日本大学文理学部非常勤講師
安田 浩一 (ヤスダ コウイチ)  
1964年生まれ。静岡県出身。『週刊宝石』などを経て2001年よりフリーライター。2012年『ネットと愛国』(講談社)で「講談社ノンフィクション賞」受賞。15年『G2』(講談社)掲載記事「外国人隷属労働者」で「大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)