• 本

宮沢賢治論 心象の大地へ

出版社名 七月社
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-909544-13-1
4-909544-13-5
税込価格 3,520円
頁数・縦 511P 19cm

商品内容

要旨

「虹や月明かり」からもらった膨大な「心象スケッチ」は、繋がり、重なり、変容し、不整合なまま、やがて“心象の大地”として積み上がる。テクストにはらまれる矛盾や齟齬をこそ賢治文学のリアルと捉え、その正体を求めてイーハトーブを踏査し続けた、著者二十五年の集大成。

目次

1 初期作品考―心象の時間(「水仙月の四日」考―斜行する交換系
「かしはばやしの夜」考―喧嘩から心象スケッチャーたちの祝祭へ
「鹿踊りのはじまり」考―終わりのはじまりについて
踊る文字「蠕虫舞手」について)
2 距たりと生成(賢治的食物
大いなる反復者
宮沢賢治における「動物への生成変化」)
3 宮沢賢治と…(映画の子、宮沢賢治
宮沢賢治と活動写真
宮沢賢治と『遠野物語』(講演)
詩人黄瀛の光栄―書簡性と多言語性
詩人黄瀛の再評価―日本語文学のために)
4 少年小説考―メタ心象スケッチと未来の大地(「風の又三郎」論―心象を問う少年小説
宮沢賢治の“郊外の夢”―「ポラーノの広場」論(一)
転位する広場―「ポラーノの広場」論(二))
5 イーハトーブのフィールドワーク(昭和二年、光の花園
宮沢賢治と庭園
『岩手医事』と宮沢賢治
大地の設計者 宮沢賢治―温泉を中心に(講演)
イーハトーブ地理学)

著者紹介

岡村 民夫 (オカムラ タミオ)  
1961年、横浜に生まれる。立教大学大学院文学研究科単位取得満期退学。法政大学国際文化学部教授。表象文化論、場所論。宮沢賢治学会イーハトーブセンター代表理事、四季派学会理事、表象文化論学会会員、日本エスペラント協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)