• 本

日本社会教育史

出版社名 有信堂高文社
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-8420-8530-2
4-8420-8530-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 187P 21cm

商品内容

要旨

学校の教育課程の教育活動を除いた青少年・成人に行われる教育活動である社会教育活動が、社会教育行政と自己教育運動の間に公教育性を持って存在する。人々が、自己教育の場を確保するために運動し、相互教育のために人々が集まり、条件を改善するために運動する…。明治維新から20世紀末まで人々の学びの軌跡をたどる。

目次

第1部 明治維新から敗戦まで(社会教育思想の発生と自己教育運動
社会教育行政の確立
社会教育施設希求の動き
自己教育運動の発展
青年会自主化運動の展開
抵抗の社会教育)
第2部 敗戦から20世紀末まで(新教育制度の誕生と社会教育法の制定
平和学習と近代的・民主的主体形成
高度経済成長の矛盾と自己教育運動)
生涯教育が登場した時代

著者紹介

大串 隆吉 (オオグシ リュウキチ)  
1945年佐賀県生まれ。東京都立大学人文学部卒、同大学院人文科学研究科修士課程修了、博士課程中退。1973年〜東京都立大学人文学部助手、助教授、教授。現在、東京都立大学名誉教授。日本社会教育学会副会長、『月刊社会教育』編集長、社会教育推進全国協議会委員長などを歴任
田所 祐史 (タドコロ ユウジ)  
1972年千葉県生まれ。東京都立大学人文学部卒、明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(人間学)。1996年〜千葉県野田市教育委員会社会教育主事(公民館)。現在、京都府立大学准教授。『月刊社会教育』副編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)