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老いる意味 うつ、勇気、夢

中公新書ラクレ 718

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-12-150718-1
4-12-150718-5
税込価格 924円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

考え方を変えてみてはどうか。身体が老いても病を経験しても、心は老いてしまうわけではない。老いを恐れず、残された日々を自然体でいること。良いことも悪いこともすべて過去の出来事として水に流す。今までのことはリセットして、ゼロから始まると考える。続編やエピローグのつもりでいるのではなく「新章」にすればいい。人間はいくつになっても、新しいことを始められる。少しだけの勇気があれば、夢は必ず叶うのである。

目次

第1章 私の老人性うつ病との闘い
第2章 老人は、余生に寄り添う
第3章 老人は、死に寄り添う
第4章 老人は、健康に寄り添う

出版社・メーカーコメント

老後は勇気をなくして乗り切れない。今までの人生の経験を凝縮して明日に立ち向かう。老後は良いことばかりではない、思わぬ病気もする。老人性鬱病を告白し克服した作家の壮絶な闘い。老後の生き方の意味を提言する森村誠一渾身の話題作。

著者紹介

森村 誠一 (モリムラ セイイチ)  
1933年埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒業。10年に及ぶホテルマン生活を経て作家になる。69年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞を受賞。推理小説、時代小説、ノンフィクションまで幅広く活躍する文壇を代表する作家。数多くのミリオンセラー作品がある。2004年に日本ミステリー文学大賞、11年に『悪道』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)