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天使と悪魔のシネマ

出版社名 ポプラ社
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-591-16902-5
4-591-16902-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 243P 20cm

商品内容

要旨

悪魔の失敗が許されるのは3回まで!?ひとの運命は変えられないが、ちょっとした「調整」はできる。調整に値すると判断された人のもとへ天使が、あるいは悪魔が急行するのだ。彼らの仕事によって見知らぬ隣人たちの運命が背後で接近し、作用しあい、思いがけぬ物語と織りなされていく―。著者ベストセラー『ひと』とはひと味ちがった魅力、ファンタスティックストーリー!運命の裏事情、教えます。

出版社・メーカーコメント

運命は変えられないが、多少のアレンジはできる。天使なら、悪魔なら、それくらいは――。狙いをつけた人間の行動に絶妙なタイミングで介入する天使と悪魔。あるときは駅のホームで、またはビルの屋上で。「うまいことを言ってるが、君は悪魔なんだろう?」望まぬ未来を告げられた人間は驚き、ささやかな抵抗を試みる。だが運命からは逃れられない。その先に、いったいなにが待っているのか? 去りゆく日常と異界のブラックユーモアが織りなす、哀歓と衝撃にみちたオムニバス小説の傑作。目次レイトショーのケイト・ショウ天使と一宮定男悪魔と園田深今宵守宮くんとカフェ霜鳥ほよんLOOLERおれ、降臨宇宙人来訪中津巧の余生

著者紹介

小野寺 史宜 (オノデラ フミノリ)  
千葉県生まれ。2006年『裏へ走り蹴り込め』でオール讀物新人賞を受賞。2008年、『ROCKER』でポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。著書に『ひと』(2019年本屋大賞2位、祥伝社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)