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日本の盲点

PHP新書 1247

出版社名 PHP研究所
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-569-84855-6
4-569-84855-9
税込価格 1,023円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

「危機は脆弱な部分に破滅をもたらし、脆弱でない部分を焼け太りさせる」「誰かの立場を代弁することは、つねに自己正当化の欲望につながっている」「現代政治は『ユートピア構想無きイデオロギー論争の時代』にある」―。3.11、地方創生、post‐truth、さらには「リベラル」論、アートイベント、コロナ禍まで。ユヴァル・ノア・ハラリやピエール・ブルデューなどの知見も披瀝しながら、社会学的想像力を駆使して盲点を衝く、四年間の論考の集大成。現代社会に存在する盲点の存在を感じ取り、ことの根底にあるものを見通す思考力が身につく一冊。

目次

第1章 概念の盲点(「愛と正義」
「民衆」 ほか)
第2章 社会の盲点(性的なものへの過剰規制
「ムラ社会」の駆逐ゲーム ほか)
第3章 メディアが生んだ盲点、メディア自体の盲点(「post‐truth」と反知性主義のなかで
「世論調整」のテクノロジー ほか)
第4章 政治の盲点(小池氏とトランプ氏の共通点
「希望の党」とは何だったのか ほか)
第5章 3・11の盲点(個人の「気持ち」で支えられる医療福祉体制
3・11から六年 福島問題の配置図 ほか)

出版社・メーカーコメント

「危機は脆弱な部分に破滅をもたらし、脆弱でない部分を焼け太りさせる」「誰かの立場を代弁することは、つねに自己正当化の欲望につながっている」「現代政治は『ユートピア構想無きイデオロギー論争の時代』にある」――。3.11、地方創生、post−truth、さらには「リベラル」論、アートイベント、コロナ禍まで。気鋭の社会学者が51の論点を取り上げ、ユヴァル・ノア・ハラリやピエール・ブルデューなどの知見も披瀝しながら、社会学的想像力を駆使して盲点を衝く四年間の論考の集大成。現代社会に存在する盲点の存在を感じ取り、ことの根底にあるものを見通す思考力が身につく一冊。(目次より)・概念の盲点――「愛と正義」「民衆」「コミュニティ」「時空の制約からの解放」etc./・性的なものへの過剰規制/・地方創生と関係人口論の現在/・科学技術への楽観と悲観――原子力とAI/・カルトメディアとシャープパワー/・放射線を忌避する行動による健康被害/あとがきにかえて――なぜ盲点は盲点であり続けるのか

著者紹介

開沼 博 (カイヌマ ヒロシ)  
1984年福島県いわき市生まれ。立命館大学衣笠総合研究機構准教授。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府博士課程単位取得満期退学。専攻は社会学。著書に、毎日出版文化賞、エネルギーフォーラム特別賞を受賞した『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)