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満洲国軍朝鮮人の植民地解放前後史 日本植民地下の軍事経験と韓国軍への連続性

出版社名 有志舎
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-908672-47-7
4-908672-47-4
税込価格 7,480円
頁数・縦 358,6P 22cm

商品内容

要旨

日本がつくった満洲国軍に入り、日本の侵略戦争、植民地支配に積極的に協力したのは朴正煕元韓国大統領だけではない。朝鮮戦争の「英雄」と讃えられ、度々論争の的となってきた白善〓、朴正煕軍事独裁政権下で国務総理まで務めた丁一權、そして本書が注目する金白一…。彼らはいずれも植民地解放=日本敗戦後には韓国軍で将校となり、民間人を弾圧する側にまわった。本書は、満洲国軍での朝鮮人の軍事経験が韓国軍にどのように引き継がれたのかを問い、韓国における「親日派」問題とは何なのか、その歴史の深刻さを浮き彫りにする。

目次

日本植民地下で培われた軍事経験の継続の問題を問う
第1部 植民地下の朝鮮人と満洲国軍(一九三二〜一九四五年)(関東軍による朝鮮人支配の実態―朝鮮人の中央陸軍訓練処への入校(一九三二〜一九三九年)
「五族協和」と「内鮮一体」の虚構―朝鮮人の陸軍軍官学校への入校(一九三九〜一九四五年)
朝鮮人部隊「間島特設隊」の虐殺経験(一九三八〜一九四五年)
補論 間島特設隊のもう一つの軍事経験―間島における朝鮮人抗日部隊鎮圧)
第2部 植民地解放後の満洲国軍出身朝鮮人と韓国軍(一九四五〜一九四八年)(満洲国軍出身者の知られざる解放直後の「左翼」経歴―南朝鮮国防警備隊/韓国軍への入隊に至るまで(一九四五〜一九四八年)
韓国軍の民間人虐殺に満洲国軍出身者はいかにかかわったのか―麗水・順天抗争時の鎮圧作戦から(一九四八年一〇月))
満洲国軍朝鮮人の植民地解放前後史から見えてくるもの

著者紹介

飯倉 江里衣 (イイクラ エリイ)  
1987年、東京都生まれ。東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、関東学院大学非常勤講師、東京外国語大学非常勤講師、城西国際大学非常勤講師、立教大学兼任講師、大妻女子大学非常勤講師等を経て、神戸女子大学文学部国際教養学科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)