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スポーツとフーコー 権力、知、自己の変革

出版社名 晃洋書房
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-7710-3391-7
4-7710-3391-9
税込価格 4,180円
頁数・縦 367,21P 19cm

商品内容

要旨

フーコーの理論と身体文化の接続。フーコーが残した多くの思索は、いまなお人びとを魅了しつづけている。この本では、スポーツとフーコーの接続を試みる。スポーツと身体活動という文脈における権力関係、知の構築、自己の形成におけるフーコーの枠組みを整理し、フーコーの概念・理論が、スポーツ実践において多くの示唆を与えるものであることを丁寧に解説し、フーコーの思索が新たなスポーツ研究を生み出す有効な手立てであることを示す。北米スポーツ社会学会書籍賞受賞作。

目次

1部 権力、知、自己 フーコー派理論への導入(ミシェル・フーコーへの導入
支配のテクノロジー)
2部 スポーツと運動における身体と生きた経験に関するフーコー派の解釈(知と真理
運動
スポーツとジェンダー化された身体の言説構築
ラグビー経験の言説分析とジェンダー・アイデンティティの構築)
3部 倫理的な自己様式化の美学(自己のテクノロジー
美的な自己様式化
自己への配慮の倫理
真理の倫理的なゲーム)

著者紹介

マルクラ,ピルッコ (マルクラ,ピルッコ)   Markula,Pirkko
フィンランド生まれ、アメリカのイリノイ大学で博士号を取得。カナダのアルバータ大学運動学・レクリエーション・スポーツ学部教授。専門はスポーツ社会学
プリングル,リチャード (プリングル,リチャード)   Pringle,Richard
ニュージーランド生まれ、オーストラリアのモナッシュ大学教育学部教授。専門はスポーツ社会学
千葉 直樹 (チバ ナオキ)  
神奈川県生まれ、中京大学大学院体育学研究科で博士号(体育学)を取得。現在、中京大学スポーツ科学部教授。専門はスポーツ社会学、スポーツ哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)