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疼くひと

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-12-005393-1
4-12-005393-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 266P 20cm

商品内容

要旨

女のままでいたい。たとえどんなに孤独でも。―脚本家・唐沢燿子は古稀を迎え、日に日に「老い」を感じていた。しかしSNSで年下の男と出会い、生活が一変する。男の言葉に一喜一憂するうちに、身も心も溺れていく燿子。人生後半から燃え上がる、大人の恋の行方は…。

出版社・メーカーコメント

40代で脚本家デビューを果たし最前線で活躍してきた唐沢燿子だったが、60代を境目にぱったりと仕事がこなくなる。古稀をむかえ、一層世間からの疎外感を覚えながら「老い」を感じることが増える日々。そんな折、フェイスブックに見知らぬ男性からメッセージが届く。低視聴率で打ち切りになったが耀子にとっては思い入れのあるドラマのファンだという。些細な好奇心で返信したところから交流がはじまり、いつしか耀子は50代半ばだという年下の男に惹かれていく。70歳から始まり、身も心も溺れた恋の行方は。成熟した男女の性愛を描く衝撃作。

著者紹介

松井 久子 (マツイ ヒサコ)  
1946年東京出身。早稲田大学文学部演劇科卒。雑誌ライター、テレビドラマのプロデューサーを経て、98年映画『ユキエ』で監督デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)