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宇宙研究のつれづれに 「慣性」と「摩擦」のはざまで

出版社名 青土社
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-7917-7356-5
4-7917-7356-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 283P 19cm

商品内容

要旨

戦争のなかで平和を訴え続けたアインシュタイン、AIの軍事利用に異を唱えるGoogle社員、戦争によってもたらされた環境破壊、軍事研究に侵食されてゆく学問、江戸時代に宇宙論を展開した司馬江漢、そして科学の詩学を追い続けた寺田寅彦…。科学的好奇心と使命感に駆動され、あらゆる事象の「慣性」と「摩擦」をとことん観察し続けた科学者が描き出す、ひとつの本質。

目次

プロローグ 慣性の法則―世界で最も美しい法則
第1部 「慣性」に抗って(「ニコライ=アインシュタイン宣言」を巡って
ナチスドイツとJASONから見えるもの
ファインマンとスペースシャトル事故調査
AIの軍事利用を問うグーグル社員)
第2部 わたしたちの「座標系」のなかで起きていること(戦争と環境破壊の中で
戦争を抑止できるものは何か
科学技術の軍事利用の源流をたどって
軍学協働の現段階
「大学改革」と日本の将来)
ダイアローグ 科学者の立場から、もう一度「学問の自由」について考える
第3部 「慣性系」をとらえるまなざし(司馬江漢―窮理学師のまなざす宇宙
志筑忠雄と山片蟠桃―江戸の宇宙論
寺田寅彦―ある物理学者の人生と文理の融合)
エピローグ 私にとって科学とは

著者紹介

池内 了 (イケウチ サトル)  
1944年、兵庫県生まれ。総合研究大学院大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。専門は宇宙論、科学技術社会論。世界平和アピール七人委員会の委員でもあり、長年にわたり科学者の立場から平和を呼びかけ続けている。『お父さんが話してくれた宇宙の歴史(全4冊)』(岩波書店、1993)で産経児童出版文化賞JR賞、日本科学読物賞を、『科学の考え方・学び方』(岩波ジュニア新書、1997)で科学出版賞(講談社)、産経児童出版文化賞推薦を、『科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか』(みすず書房、2019)で毎日出版文化賞特別賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)