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ここは何処、明日への旅路

出版社名 アーツアンドクラフツ
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-908028-58-8
4-908028-58-3
税込価格 2,530円
頁数・縦 374P 20cm

商品内容

要旨

一九八〇年代、バブル景気、冷戦の終結に向けて動く社会の中で、新左翼各派はうちつづく党派闘争(内ゲバ)で混迷を深めていった。先細りする組織の中で、中年となった“軍人”には“闘争の意味”とともにもう一つ悩みがあった。息子が“新新宗教オウムなんとか教”入信・出家するという。息子の奪回をくわだて、“軍人”は培ったゲバルト技術で立ち向かう―。

著者紹介

小嵐 九八郎 (コアラシ クハチロウ)  
1944年、秋田県生まれ。早稲田大学卒。『鉄塔の泣く街』『清十郎』『おらホの選挙』「風が呼んでる」がそれぞれ直木賞候補となる。1995年、『刑務所ものがたり』で吉川英治文学新人賞受賞。2010年、『真幸くあらば』が映画化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)