中世「歌学知」の史的展開
出版社名 | 花鳥社 |
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出版年月 | 2021年2月 |
ISBNコード |
978-4-909832-33-7
(4-909832-33-5) |
税込価格 | 14,300円 |
頁数・縦 | 577,18P 22cm |
商品内容
要旨 |
和歌をめぐる学的営為の実態。歌学とは和歌という文芸を対象とする学問である。本書では、歌学において創出された知識全般を「歌学知」と呼ぶ。その具体相を探るため、種々の歌学書を調査・読解し、さらには説話文学・仏教文学・思想史学・書誌学といった周辺諸学にも目を配る。どの時代にどのような「歌学知」が、如何なる意識のもとに生み出されたのか、またどのような意識で利用され、変容していったのか―。動態を明らかにする。 |
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目次 |
第1部 初期御子左家の歌学(藤原定家における三代集注釈の位相―『僻案抄』を中心に |