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社会倫理学講義

有斐閣アルマ Basic

出版社名 有斐閣
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-641-22174-1
4-641-22174-X
税込価格 2,090円
頁数・縦 277P 19cm

商品内容

要旨

倫理学は哲学の一分野として探究されてきた。それは文明の発展や社会の変動とともに深化を余儀なくされた思考の蓄積でもある。ロボットやAIが人間と一緒に暮らす世界が迫り、環境破壊が動物の権利を問う時代、社会とは、そして人間とはいったいどのようなものか。

目次

倫理学とは何か?―どのようなことが論じられるのか?
規範倫理学1 功利主義
規範倫理学2 権利論
規範倫理学3 徳倫理学
メタ倫理学1 表出主義
メタ倫理学2 実在論
メタ倫理学3 錯誤説と逆転説
現代倫理学のコンテクスト
政治哲学
応用倫理学1 生命医療倫理学
応用倫理学2 環境倫理学
応用倫理学3 動物倫理学
応用倫理学4 AI倫理学
人間とはどのようなものか?

出版社・メーカーコメント

ロボット・AIとの共存,動物との権利闘争は,人間がいかなる存在なのかを私たち自身にあらためて突きつけている。哲学,そして倫理学はそうした多種多様な問いに応えるべく文明の歩みとともに長く議論を紡いできた。第一人者による,講義形式の,体系的な入門書。

著者紹介

稲葉 振一郎 (イナバ シンイチロウ)  
明治学院大学社会学部教授。1963年生。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院経済学研究科第2種博士課程単位取得退学。岡山大学経済学部講師、助教授、明治学院大学社会学部助教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)