• 本

法解釈の方法論 その諸相と展望

出版社名 有斐閣
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-641-12614-5
4-641-12614-3
税込価格 6,600円
頁数・縦 427P 22cm

商品内容

要旨

そこに“統一理論”はあるか。『民商法雑誌』の特集に書き下ろし論文を加えて単行本化。「最高裁の法解釈方法の評価」「法解釈方法の現状と将来像」を軸に、13の法分野の法解釈方法論を比較・相互参照する。

目次

序章―プロローグ(未来志向の法解釈)
第1章 法解釈の方法論(日本における民法解釈方法論の変遷とその特質
行政法解釈の方法―最高裁判例にみるその動態
経済法解釈の特徴について―競争法におけるルールとスタンダード
商法学における法解釈の方法)
第2章 経済分析による法解釈の可視化(判例に見る知的財産法解釈方法論と政策形成
国際私法解釈論に関する若干の考察―判例分析をとおして
刑事訴訟法解釈の方法)
第3章 法分野固有の解釈指針(民事訴訟法の分野における解釈方法論
労働法における法解釈の方法に関する覚書
最高裁判例に見る租税法規の解釈手法
刑法の解釈方法と判例)
終章―エピローグ(最高裁の憲法解釈方法に関する一考察―なぜ審査基準論を採るべきか)