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やまとかたり 古事記をうたう

出版社名 新潮社
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-10-353891-2
4-10-353891-0
税込価格 2,090円
頁数・縦 248P 20cm

商品内容

要旨

いにしえの言葉、人びとの祈り。春日大社、薬師寺など各地の寺社に、古事記の朗誦を奉納して十五年。出会いにみちた稀有な活動と、奈良の四季の暮らしを綴る。

目次

第1章 とびらを開けて(絵本との出会い、神話との出会い
夢の中の声―出雲へ
葉山、北鎌倉でやまとかたりの会を開く ほか)
第2章 奈良だより(春

秋 ほか)
第3章 わたしの古事記(波の音と木々の声
背表紙の記憶
はじまりの絵本 ほか)
第4章 やまとかたりの記(薬師寺は生きている
いにしえより安寧を祈る―薬師寺・東塔
女神と龍神伝説―江島神社 ほか)

出版社・メーカーコメント

何かに呼ばれ出雲へ向かった日、奈良に住まいを移した日にも、不思議な鹿が出迎えてくれた----。日本最古の口承文芸・古事記など、いにしえの言葉を朗誦する「やまとかたり」。春日大社、薬師寺ほか由緒ある各地の寺社に朗誦を奉納して十五年。その稀有な活動と、四季おりおり自然と通いあう奈良の暮らしを綴るエッセイ。

著者紹介

大小田 さくら子 (オオコダ サクラコ)  
1960年北海道生まれ。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修了。動作学を専攻し、舞踊・身体表現を研究。英国エディンバラ、鎌倉を経て奈良在住。絵本の読み聞かせをきっかけに朗読活動を始め、古事記など口承文芸を朗誦する「やまとかたり」を行う。ワークショップ「やまとかたりの会」を主宰し、講演も開催。春日大社の式年造替(2016年)・御創建1250年(18年)、薬師寺の天武忌(07年、18年)・食堂落慶(17年)などの公的行事、ほか各地の寺社で朗誦の奉納を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)