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「女」のはなし

出版社名 河出書房新社
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-309-02951-1
4-309-02951-5
税込価格 1,892円
頁数・縦 235P 20cm

商品内容

要旨

怖い女、痩せた女、姉と妹、幼馴染、無口な女、写真の女、死んだ女、年上の女…気がつけばいつも傍らに女たちがいた。久世光彦の創作の原点ともいえる女にまつわるエッセイ集。全24篇。

目次

夾竹桃の花咲けば
陽炎小路はどこにある―虹児・華宵・夢二
麗子像の怪
山茱萸の秋
鉄路のほとり―久坂葉子
写真の女
消えた狂女たち―保名狂乱
口笛
草の子供
姉は血を吐く、妹は火吐く
カタリ
女の死体
露地の女。
駅の別れ
ある余韻
猫坂
煮疑
女の名前に夢を見る
都々逸な女たち
「化粧」
おでん
独楽ふたつ―向田邦子の恋と死
後悔
病気の時間

出版社・メーカーコメント

幼年時代から鬼籍に入るまで久世光彦に関わった「女」たちを想うエッセイ24篇。女に焦がれ、女に惚れ、女に溺れ、女に躓き、それでも女を憧憬する永遠の少年久世光彦による女性賛歌。

著者紹介

久世 光彦 (クゼ テルヒコ)  
1935年、東京生まれ。演出家、テレビプロデューサー、小説家、作詞家。「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー」など伝説的なテレビドラマを手掛ける。『蝶とヒットラー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、『聖なる春』で芸術選奨文部大臣賞、『蕭々館日録』で泉鏡花文学賞受賞。2006年、虚血性心不全のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)