木は何を見てきたの?
出版社名 | 化学同人 |
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出版年月 | 2021年3月 |
ISBNコード |
978-4-7598-2148-2
(4-7598-2148-1) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 1冊(ページ付なし) 29cm |
商品内容
要旨 |
わたしは、としおいたナラの木だ。はじめはドングリだった。そう、ちっちゃくてまるいやつ。枝からポロリとおっこちて、土のなかにもぐりこんだ。やがて芽を出し、木になって、何百年もたった!その間に、わたしは何を見てきたのだろう?何世紀もの時間が過ぎ去る中で、大地はかわる。木々は切り倒され、小さな村は町にかわる。汽車が走り、道路ができて、生活のスピードが早まる。このような変化の中を生き抜いて、一本の荘厳なナラの木は歴史の証言者となる。この物語は、過去がどんなであったのかや、次に何が起こるのだろうかといった変わり続ける私たちの世界への心からの叙情詩である。 |
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出版社・メーカーコメント
丘の上にあるナラの木が見てきた,何百年にもわたって周りの環境が変化する様子を静かに描いた物語です.ハンターが森の中で鹿を追いかけた時.農地のために木が伐採された時.産業革命の間に出現したスモッグや工場.そしてまた, 1本の雄大なナラの木からポロリと落ちたちっちゃなどんぐりは,新しい命を芽吹かせこの後何百年もの世界を見ていきます.