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きみは知らない

韓国文学セレクション

出版社名 新泉社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-7877-2121-1
4-7877-2121-6
税込価格 2,530円
頁数・縦 439P 20cm

商品内容

要旨

「日曜日は一週間のうちの一日にすぎない。でも、そうでない日曜日もある」十一歳の少女ユジの失踪をきっかけに、次第に明るみになっていく家族それぞれの秘密。一人ひとりのアイデンティティの揺らぎや個々に抱えた複雑な事情、その内面を深く掘り下げ、現代社会と家族の問題を鋭い視点で緻密に描いた長篇作。ソウルの江南を主な舞台としつつ、在韓華僑のほか中国朝鮮族なども題材に、地勢的にも幅を広げて描くなかで、社会の隅で孤独を抱えながら生きる多様な人びとの姿をあぶり出していく。

出版社・メーカーコメント

あなたはわたしを知らない、だれもわたしを知らない――。巧みなストーリー展開と観察眼で都市生活者の心の機微を描き、圧倒的支持を集めるチョン・イヒョンの話題作。現代韓国文学を代表する作家のロングセラー長篇、待望の邦訳刊行 「日曜日は一週間のうちの一日にすぎない。でも、そうでない日曜日もある」十一歳の少女ユジの失踪をきっかけに、次第に明るみになっていく家族それぞれの秘密。一人ひとりのアイデンティティの揺らぎや個々に抱えた複雑な事情、その内面を深く掘り下げ、現代社会と家族の問題を鋭い視点で緻密に描いた長篇作。ソウルの江南を主な舞台としつつ、在韓華僑のほか中国朝鮮族なども題材に、地勢的にも幅を広げて描くなかで、社会の隅で孤独を抱えながら生きる多様な人びとの姿をあぶり出していく。韓国で大きな反響を呼んだ話題作、ついに日本上陸!《本作は「ホーム」でも「家族」でもない「ハウス」に暮らす個人の話だ。家族の絆を取り戻すようなホームドラマではない。著者も言っているように「家族小説ではなく、家族の中の個人を書いたもの」であり、「何もかも見せているようで隠し、隠しているようでも真実を見せる個人を、家族というつながりのなかで観察した」物語である。家族はお互いわかり合えない集団だという認識から出発し、少しずつ歩み寄る姿勢を見せている。すると、家族というつながりの向こうに孤独な存在である人間が見えてくる。…………訳者》

著者紹介

チョン イヒョン (チョン イヒョン)  
鄭梨賢。1972年、ソウル生まれ。誠信女子大学政治外交科、ソウル芸術大学文芸創作科卒業。2002年、第一回「文学と社会」新人文学賞を受賞し、作家デビュー。2004年、短編「他人の孤独」で李孝石文学賞、2006年、短編「三豊百貨店」で現代文学賞を受賞。2006年、「朝鮮日報」連載の長編『マイスウィートソウル』が大ヒットしベストセラーとなり、ドラマ化される。巧みなストーリー展開と卓越した観察眼で都市生活者たちの心の機微を描き、圧到的な支持を集める現代韓国を代表する作家のひとり
橋本 智保 (ハシモト チホ)  
1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)