氏名の誕生 江戸時代の名前はなぜ消えたのか
ちくま新書 1567
| 出版社名 | 筑摩書房 |
|---|---|
| 出版年月 | 2021年4月 |
| ISBNコード |
978-4-480-07376-1
(4-480-07376-0) |
| 税込価格 | 1,034円 |
| 頁数・縦 | 313P 18cm |
商品内容
| 要旨 |
私たちが使う「氏名」の形は昔からの伝統だと思われがちだが、約一五〇年前、明治新政府によって創出されたものだ。その背景には幕府と朝廷との人名をめぐる認識の齟齬があった。江戸時代、人名には身分を表示する役割があったが、王政復古を機に予期せぬ形で大混乱の末に破綻。さらに新政府による場当たり的対応の果てに「氏名」が生まれ、それは国民管理のための道具へと変貌していく。気鋭の歴史研究者が、「氏名」誕生の歴史から、近世・近代移行期の実像を活写する。 |
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| 目次 |
第一章 「名前」の一般常識 |



出版社・メーカーコメント
私たちの「氏名」はいつできたのか? 明治政府が行った改革が、江戸時代の常識を破壊し大混乱を巻き起こす。気鋭の研究者が近世・近代移行期の実像を活写する。