郵政腐敗日本型組織の失敗学
光文社新書 1129
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2021年4月 |
ISBNコード |
978-4-334-04536-4
(4-334-04536-7) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 303P 18cm |
商品内容
要旨 |
日本郵政グループは、二〇二一年に郵便事業の創業から一五〇年を迎えた。従業員四〇万人を超える巨大組織は「腐敗の構造」にはまって抜け出せずにいる。近年では、かんぽ生命の不正販売、内部通報制度の機能不全、ゆうちょ銀行の不正引き出しと投信販売不正、NHKへの報道弾圧、総務事務次官からの情報漏洩と癒着など、数多の不祥事が発覚した。一連の事象の底流にあるのは、問題があっても矮小化し、見て見ぬフリをする究極の「事なかれ主義」だ―。スルガ銀行や商工中央金庫による大規模な不正事件など、金融業界の不祥事を追及してきた朝日新聞の記者が、巨大グループの実態にメスを入れる。 |
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目次 |
第1章 暴走―ターゲットは高齢者 |
出版社・メーカーコメント
日本郵政グループは、2021年に郵便事業の創業から150年を迎えた。従業員40万人を超える巨大組織は「腐敗の構造」にはまって抜け出せずにいる。近年では、かんぽ生命の不正販売、内部通報制度の機能不全、ゆうちょ銀行の不正引き出しと投信販売不正、NHKへの報道弾圧、総務事務次官からの情報漏洩と癒着など、数多の不祥事が発覚した。一連の事象の底流にあるのは、問題があっても矮小化し、見て見ぬフリをする究極の「事なかれ主義」だ----。スルガ銀行や商工中央金庫による大規模不正事件など、金融業界の不祥事を追究してきた朝日新聞の記者が、巨大グループの実態にメスを入れる。