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Makuake式「売れる」の新法則

出版社名 日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-532-32401-8
4-532-32401-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 263P 19cm

商品内容

要旨

なぜ、人々は“想い”にお金を払うのか?数々のヒットが生まれた「応援購入」の秘密。Mr.CHEESECAKE、豚組、『この世界の片隅に』、キヤノンマーケティングジャパン、キングジムほか事例多数。

目次

法則1 旗をたて、やりたいことを宣言しよう
法則2 うまくいくブランドは「2階建て」である
法則3 素直に伝えよう
法則4 「伝統」をデザインで刷新する
法則5 ユーザーを巻き込んでうねりを作ろう
法則6 売れるのは「もの」だけではない!
法則7 本格化する、サステナブル
法則8 リスクを減らし、「スモール・スタート」で始めよう

出版社・メーカーコメント

◆クラウドファンディングとは群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、インターネットを通して自分の活動や夢を発信することで、想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人から資金を募るしくみだ。2008年にアメリカでスタートし、日本では「クラウドファンディング」という言葉は2011年頃、東日本大震災後の寄付の文脈で広がった。かつてはキングコングの西野氏が絵本を作るので使用するなど、著名人が広く資金を集める手段として有名だった。しかし近年、社会課題の解決や、資金がない企業や個人のテストマーケティングなど、活用先が広がっている。◆特に、コロナ禍においては、多くの飲食店が休業を余儀なくされるなか、店舗や生産者が消費者と直接つながり売上の確保につながった。このような状態の中で活用されたのもクラウドファンディングである。クラウドファンディングが一般に浸透した背景には消費者の変化も影響している。かつては「みんなと同じもの」を購入する傾向があったが、SNSやバーティカルメディアの浸透により趣味嗜好の多様化が可視化されるようになり、こだわりのある分野の新しい製品やユニークな体験を求めるようになった。Makuakeでは少量生産を前提にユニークな商品が揃っている。「モノからコト消費」と言われるように、「モノの生産過程に関わる」ことに魅力を見出している消費者も増えた。2017年度の国内クラウドファンディング市場規模は新規プロジェクト支援ベースで前年度比127.5%増の1,700億円(矢野経済研究所)と年々拡大が見込まれている。◆クラウドファンディングの活用は広がり、関心を持つ層も広がっている。特に、伝統産業などの伸びが顕著だ。本書では、Makuakeが実際に担当した事例をもとに解説しながら、モノの新たな売り方、成功するための秘訣を紹介する。

著者紹介

坊垣 佳奈 (ボウガキ カナ)  
株式会社マクアケ共同創業者/取締役。同志社大学卒業後、2006年に新卒で株式会社サイバーエージェントに入社。株式会社サイバー・バズの他ゲーム子会社2社を経て、2013年株式会社マクアケの立ち上げに共同創業者・取締役として参画。主にキュレーター部門、広報プロモーション、流通販路連携関連の責任者としてアタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」の事業拡大に従事しながらも、様々な地方エリアでの講演や金融機関・自治体との連携などを通した地方創生にも尽力。また女性社員が多いマクアケでは、多様なライフスタイルを望む若い世代の活躍推進を意識した組織運営を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)