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官僚と国家 菅義偉「暗黒政権」の正体

平凡社新書 970

出版社名 平凡社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-582-85970-6
4-582-85970-4
税込価格 902円
頁数・縦 191P 18cm

商品内容

要旨

森友・加計問題、日本学術会議会員の任命問題、そして総務省の違法接体問題…。安倍政権から菅政権にかけて、「政と官」をめぐる事件が続出している。政治家と官僚の関係はなぜここまで歪になったのか。これらの問題の根底には何が横たわっているのか。政治家の劣化と官僚の弱体化、メディアの翼賛化。菅政権による官僚支配の実態を暴く。

目次

第1章 統制と陰謀の暗黒政治―菅政権の正体(安倍政治をさらに陰湿に継承
菅の頭は竹中平蔵の借り物 ほか)
第2章 政治家の劣化と官僚の弱体化、そしてメディアの翼賛化(「異色官僚」佐橋滋の非戦
佐橋流はもう通用しないのか ほか)
第3章 官僚という「弱い人たち」の生態―森友事件と電力支配(官僚性善説と官僚性悪説
普通の人の弱さが災いを招く ほか)
第4章 官僚主導から政治独裁へ―内閣人事局と日本学術会議をめぐる権力相関図(内閣人事局は何を目指したか
公務員改革を政治が悪用した ほか)
第5章 原発と政治家と官僚―伏魔殿をめぐる癒着をどう乗り越えるか(橋下徹とともに脱原発を目指した
今井尚哉、騙しの原発行政 ほか)

著者紹介

古賀 茂明 (コガ シゲアキ)  
1955年長崎県生まれ。東京大学法学部卒業。政治経済評論家。元経済産業省官僚。産業再生機構執行役員、経済産業政策課長、内閣審議官など改革派官僚として活躍。2011年経産省退職後も組織に属さずに独自の視点で言論活動を展開。著書多数
佐高 信 (サタカ マコト)  
1945年山形県生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。評論家。高校教師、経済誌編集長を経て執筆活動に入る。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)