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男の子になりたかった女の子になりたかった女の子

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-12-005427-3
4-12-005427-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 243P 20cm

商品内容

要旨

コロナ禍で子どもを連れて逃げた母親、つねに真っ赤なアイシャドウをつけて働く中年女性、いつまでも“身を固めない”娘の隠れた才能…松田青子の魔法に驚く11篇。

出版社・メーカーコメント

今や国内外で話題沸騰の松田青子の最新小説集! 苦しい女性の人生をもっと自由にさせる、笑いとパンチが炸裂した12篇を収録。谷崎潤一郎『細雪』をモチーフにしたいつまでも身を固めない<[リーが冷蔵庫で女子トークする「ゼリーのエース」/団地に住む年代の異なる二人の女性の人生がゆるやかに重なる「向かい合わせの二つの部屋」/古い女性観を押しつけてくる物語の地の文≠ノ、登場人物の女性が反抗し、ついには地の文≠撃退する「物語」など、著者らしい笑いと風刺の利いた11編を収録予定。

著者紹介

松田 青子 (マツダ アオコ)  
1979年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。2013年、デビュー作『スタッキング可能』が三島由紀夫賞及び野間文芸新人賞候補に、14年にTwitter文学賞第1位となり、19年には短篇「女が死ぬ」(英訳:ポリー・バートン)がアメリカのシャーリィ・ジャクスン賞短編部門の候補となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)