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仏に逢うては仏を殺せ 吉福伸逸とニューエイジの魂の旅

出版社名 工作舎
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-87502-526-9
4-87502-526-2
税込価格 2,420円
頁数・縦 307P 20cm

商品内容

要旨

1970年代後半から80年代にかけて、書店やジャーナリズムを席巻した「精神世界」や「ニューサイエンス」。1985年、京都で開催された第9回トランスパーソナル国際会議を契機に90年代末にかけて隆盛した「トランスパーソナル心理学」。日本の精神文化に多大な影響をおよぼした、この三大潮流の中心には、吉福伸逸という類い稀な人物がいた。節目ごとに豹変し、まったく異なる分野の偉才たちと深く交流したこの鬼才の軌跡を多岐にわたる関係者へのインタビューにより明かす渾身のノンフィクション。

目次

第1部 家住期(消された履歴
カウンター・カルチャーの聖地から
20世紀の三蔵法師
本来の面目
進化の夢
トランスパーソナル国際会議
心の成長と癒し
エクソダス)
第2部 学生期(無口な秀才
ぼくの初恋
夢のカリフォルニア)
第3部 林住期(ノースショアの浜辺にて
悲しみの共同体)
第4部 遊行期(伝説のセラピスト
最後の講義
海へ帰るボーディサットヴァ)

著者紹介

稲葉 小太郎 (イナバ コタロウ)  
1961年生まれ。東京大学文学部印度文学印度哲学専修課程修了。在学中にバグワン・シュリ・ラジニーシ、クリシュナムルティを知り「精神世界」に興味をもつ。卒業後は情報センター出版局をへて、マガジンハウスに入社。編集者として雑誌『クロワッサン』、『自由時間』、『リラックス』、『GINZA』などを担当。現在はフリーの編集者、ライターとして活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)