エレジーは流れない
出版社名 | 双葉社 |
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出版年月 | 2021年4月 |
ISBNコード |
978-4-575-24397-0
(4-575-24397-3) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 256P 19cm |
書店レビュー
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エレジーは流れない
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
舞台はかつてはにぎやかだったが、今はちょっと寂しい温泉町。そして主人公はごく普通の男子高校生。大きな事件が起きるわけではないけれど、ささやかな騒動が起きる毎日は、ごく普通の日常の大切さをひしひしと感じさせてくれる青春小説。三浦しをんが醸し出す空気感が読むものに癒やしを与えてくれる。
(2021年7月4日)
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商品内容
要旨 |
海と山に囲まれた餅湯温泉。団体旅行客で賑わっていたかつての面影はとうにない。のどかでさびれた町に暮らす高校2年生の怜は、複雑な家庭の事情、迫りくる進路選択、自由奔放な友人たちに振りまわされ、悩み多き日々を送っている。そんななか、餅湯博物館から縄文式土器が盗まれたとのニュースが…。モヤモヤした日常を吹き飛ばす青春群像小説! |
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出版社・メーカーコメント
山と海に囲まれた餅湯町。餅湯温泉を抱え、団体旅行客で賑わっていたかつての面影はとうにない。高校生の怜は、今日も学校の屋上で同級生4人と仲良く弁当を食べていた。なんとなく暮らし、それとなく過ぎていく日常の中で迫ってくる進路の選択。自らの出生に疑問を持ちつつ将来を見詰める怜は果たして……。