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設計者が語る最終決戦兵器「秋水」

光人社NF文庫 ま1214

出版社名 潮書房光人新社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-7698-3214-0
4-7698-3214-1
税込価格 924円
頁数・縦 281P 16cm

商品内容

要旨

日本本土上空を死守せよ―陸海軍、民間企業が一致協力、不眠不休の過酷な作業により誕生した最強のインターセプター。本土防空の重責を担った局地戦闘機の細部構造を、図面、写真とともに徹底解説する。現代にも生きる航空技術の結晶・究極のロケット局地戦闘機「秋水」はいかにして研究開発され誕生したのか。

目次

第1章 秋水の開発から試験飛行まで(秋水導入決断の背景「国力の現状」
ドイツから秘密兵器を導入 ほか)
第2章 ロケット戦闘機のテクノロジー(局地戦闘機「秋水」の概要
機体開発の概要 ほか)
第3章 秋水とその時代。本土防衛・特攻(日本本土への空襲
日本本土の防衛体制 ほか)
第4章 「ロケット歴史」の一断面(二液の「薬液ロケット」
大陸間弾道弾V2 ほか)
第5章 「零戦」と「秋水」(復元された零戦と秋水)

出版社・メーカーコメント

驚異の上昇能力を発揮して、わずか3分で10000メートルに達する日本初の有人ロケット戦闘機を完成させたエンジニアたちの苦闘。「秋水」開発の全貌に迫る。

著者紹介

牧野 育雄 (マキノ イクオ)  
1926年12月、愛知県名古屋市中区に生まれる。1944年1月、愛知県工業学校機械科卒業と同時に、三菱重工業(株)名古屋発動機研究所に入社。研究部研究課に所属、航空ディーゼルエンジン、「秋水」ロケット・エンジンの設計業務に従事。1945年10月、同所休職。1947年2月、名古屋アルミニューム製造所(のちに東海プレス工業(株)と社名変更)入社。1953年、愛知大学短大部法経科卒業後、名古屋大学工学部聴講(金属加工学)。1986年、東海プレス工業(株)常務取締役を退職。1987年、三井工業(株)代表取締役。陶芸工房「秋水窯」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)