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絶滅魚クニマスの発見 私たちは「この種」から何を学ぶか

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-10-603864-8
4-10-603864-1
税込価格 1,870円
頁数・縦 309,15P 20cm

商品内容

要旨

70年の時を超え、再び姿を現した魚「クニマス」が語り始めた。秋田県田沢湖だけに生息した魚は1940年の環境改変で絶滅した―が、生きていた。しかも遠く離れた山梨県西湖で。なぜ西湖に?なぜ誰も気づかなかったのか?クニマスという魚の驚くべき生態から生まれた疑問が発見を導き、分類学、ダーウィン進化論、そして絶滅に向き合った人々の歴史へと広がってゆく。「種」を巡る壮大な物語。

目次

第1部 どのような魚か(発見への道のり
西湖クロマスはクニマスか
伝説から科学へ
原型としてのヒメマス
田沢湖でクニマスになる
種の輪郭
記録の検証)
第2部 絶滅と復活(消えゆくクニマス
田沢湖の昔
漁業組合の結成と終焉
見えない魚の行方
発見から保全へ
保全と里帰りのための研究
里帰り―現在から未来へ)

著者紹介

中坊 徹次 (ナカボウ テツジ)  
1949年京都府生まれ。京都大学名誉教授。京都大学大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)。専門は魚類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)