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犬と歩けばワンダフル 密着!猟犬猟師の春夏秋冬

出版社名 集英社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-08-781698-3
4-08-781698-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 255P 19cm

商品内容

要旨

ペットの飼い犬、盲導犬、警察犬、麻薬探知犬など、犬にもいろいろいるけれど、猟犬の世界はどうなっているのか。彼らはいったい何をする犬で、飼い主との関係はいかなるものなのか。わからないことだらけでも、好奇心を胸に山へ入れば、きっと答えが見つかる。猟犬猟師と、いざ山へ。

目次

第1部 犬がいるから狩猟をするのだ(イノシシを探していたら日本絵が見えてきた
船木家のツートップは、お調子者のブラと人見知りのアンズ ほか)
第2部 ブラとアンズ、親になる(仔犬が生まれた!
母になったアンズ、オロオロするブラ ほか)
第3部 信州の鉄砲ぶち(松代は真田十万石の城下町
猟師は野菜を育てたがる!? ほか)
第4部 山の中のハッピーエンド(どうして犬は、今日が狩猟ではないとわかるのか
カエデとモミジのボール遊び ほか)

出版社・メーカーコメント

信州にくらす猟犬と猟師に密着!知られざるワンダフルワールドへようこそ!盲導犬、警察犬、麻薬探知犬……。犬はいろいろいるけれど「猟犬」ってどんな犬? ペットの犬とどう違う? 猟師との間にどんな絆が? 好奇心を胸に“猟犬猟師”と山に入れば、驚きのてんこ盛り。わが家のワンコを見る目が変わるドキュメンタリー。馳 星周氏絶賛!「太古の時代、人と犬は狩りのパートナーだった。現代においては猟師こそがあるべき犬との姿を貫いている。そこにあるのは愛と信頼。美しい絆に心が震える」【まえがきより】犬を使った狩猟は昔から行われていて、とりたてて珍しくもない。「一犬、二足、三鉄砲」と言われるように、狩猟では優れた相棒である犬と山を歩くことの大切さが説かれてきた。数こそ少ないが、ひとりで犬を連れて山に入る猟師もいる。でも、僕が出会った猟師はちょっと、いや、かなり変わった人なのだ。犬が好きすぎるのである。あまりにも好きだから、「そんなに必要なのか?」と思わずにいられない頭数を連れていき、かえって効率の悪い猟になることもしばしば。それでもまったく気にすることなく、日が暮れるまで家へ帰ろうとしない。そういう人をどう呼べばいいかと考えて、“猟犬猟師”と命名した。【個性豊かな6頭の猟犬が登場!】ブラフォード(ブラ)……お調子者で憎めない性格。紀州犬の血を引いている。アンズ……人見知りだがしっかり者で、猟犬としてのセンスは群を抜く。カエデ……ブラとアンズの間に生まれる。顔がお父さんのブラそっくり。モミジ……ブラとアンズの間に誕生。垂れ耳がチャームポイント。ハナ……脚力と走力は随一。ブラの母親でもある。ヨモギ……老犬で出猟機会は少ないが、毎日の自主トレを欠かさない。 【目次】まえがき 第1部 犬がいるから狩猟をするのだ 第2部 ブラとアンズ、親になる 第3部 信州の鉄砲ぶち 第4部 山の中のハッピーエンドあとがき

著者紹介

北尾 トロ (キタオ トロ)  
ノンフィクション作家。1958年福岡県生まれ。2010年ノンフィクション専門誌『季刊レポ』を創刊、2015年まで編集長を務める。2012年長野県松本市に移住、翌年狩猟免許を取得。猟師としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)