書店レビュー
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コロナ禍の医療現場は私たちの想像を超えています
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- ブックスアイオー (岐阜県高山市)
コロナ禍の今、テレビでは「医療崩壊」という言葉が飛びかっています。しかし、医療現場と政府、行政、そして一般市民との間には認識に大きな隔たりがあると、本書を読んで感じました。私たちが実際見ることがない医療現場はいったいどうなっているのかを垣間見ることができ、認識を新たにしました。本書はフィクションですが、医師だからこそ書けるリアル感で、今を乗り越えようという気持ちにさせてくれます。数年後、コロナが終息してから振り返って、今の時代を表した貴重な作品になるかと思います。
(2021年9月13日)
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臨床の砦
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- ブックガーデンYAMAJI (長野県木曽郡木曽町)
コロナと闘う医療現場の方々の最前線の叫びを私たちは身を正して聞くべきです!
(2021年5月15日)
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商品内容
要旨 |
命がけでコロナに立ち向かった小さな病院の、知られざる記録。「この戦、負けますね」。現代版『ペスト』ともいえるドキュメント小説。 |
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出版社・メーカーコメント
敷島寛治は、コロナ診療の最前線に立つ信濃山病院の内科医である。世間では「医療崩壊」寸前と言われているが、現場の印象は「医療壊滅」だ。一般患者の診療にも支障を来すなか、病院は異様な雰囲気に包まれていた。