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バーゼル委員会の舞台裏 国際的な金融規制はいかに作られるか

出版社名 金融財政事情研究会
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-322-13952-5
4-322-13952-3
税込価格 2,000円
頁数・縦 262P 19cm

商品内容

要旨

バーゼル川の審議過程で主要な役割を果たした著者が、日本の金融界・金融当局にとっての教訓を導き出す!!国際交渉の過程で展開されるドラマを巡る、氷見野良三金融庁長官との対談を収録。序文・中曽宏大和総研理事長(前日銀副総裁)。

目次

1 バーゼル銀行監督委員会(バーゼル委)について(バーゼル委の歴史
バーゼル委の性格)
2 内容面の話題(バーゼル3の全体像
自己資本規制について ほか)
3 国際会議に参加する際に意識したこと(部会議長として
会議出席者として)
4 2019年以降の動向(バーゼル委のコロナ危機対応
コロナ危機下の市場の不安定化の含意 ほか)
5 氷見野良三・金融庁長官との対談(国際会議の議長としての対応
事務局員に求められるもの ほか)

出版社・メーカーコメント

バーゼルIIIの審議過程で、バーゼル委員会のメンバーと、自己資本定義部会、マクロプルーデンス部会の共同議長を務めた著者が、バーゼル委員会の成立ち・組織、バーゼルIIIにおける論点のいくつかを解説するとともに、過去の審議を振り返って日本の金融界・金融当局にとっての教訓を導き出す。過去の国際交渉の過程で展開されたドラマを巡る、著者と氷見野良三現金融庁長官との特別対談を収録。元日銀副総裁・現大和総研理事長の中曽宏氏が序文を執筆。

著者紹介

秀島 弘高 (ヒデシマ ヒロタカ)  
執筆時点:日本銀行金融研究所シニアリサーチフェロー。1989年4月日本銀行入行。1995年2月信用機構局。2010年7月金融機構局参事役。2012年10月金融市場総務課長。2014年6月大分支店長。2016年7月金融市場局審議役。2018年1月金融機構局審議役。2019年3月検査室長(〜2020年8月)。バーゼル委員会のほかでは、FSB・破綻処理検討部会、FSB・金利指標改革・公的部門検討部会、CGFS、OECD資本市場委員会のメンバーも務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)