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生き方と感情の歴史学 古代ギリシア・ローマ世界の深層を求めて

出版社名 山川出版社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-634-67252-9
4-634-67252-9
税込価格 8,800円
頁数・縦 366,26P 22cm

商品内容

要旨

ギリシア人やローマ人たちは、どのように「生」を見つめ、どのように生きようと考えたのか。古代の人々の「生き方」に迫り、その「生き方の原理」を抽出する。

目次

第1部 社会と行動の規範―恥・恋・妬み(ペルシア宮廷儀礼をめぐるギリシア人使節の恥と外交
前四世紀アテナイにおける恋情の作法と「女の甘言」
古典期アテナイにおける商業活動と職業イメージ
共感に訴えるヘレニズム世界の国際人
ローマン・イーストの邪視と妬み ほか)
第2部 生き方の原理―痛み・憎しみ・恐れ(痛みをめぐる古代ケルト人の民間信仰と医療
釘と石にみるギリシア人の祈り
占星術をめぐるローマ人の感情
ローマ帝国に生きるギリシア人の苦悩とその超克
ローマ皇帝の死に対する感情と生き方 ほか)

出版社・メーカーコメント

古代に生きたギリシア人やローマ人たちは、どのように「生」を見つめ,どのように生きようと考えたのか。人々の「生き方」に迫り、その「生き方の原理」を抽出する新しい古代史の試み。

著者紹介

南川 高志 (ミナミカワ タカシ)  
1955年生まれ。京都大学名誉教授・佛教大学特任教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(文学)。専門分野:ローマ帝国史の研究
井上 文則 (イノウエ フミノリ)  
1973年生まれ。早稲田大学教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門分野:ローマ帝国史の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)