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関係人口の社会学 人口減少時代の地域再生

出版社名 大阪大学出版会
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-87259-729-5
4-87259-729-X
税込価格 3,520円
頁数・縦 385P 20cm

商品内容

要旨

『関係人口をつくる』の著者が、関係人口を社会学の見地から定義し、その役割を論じた本邦初の「関係人口の研究書」!事例と新たな理論の枠組みによって関係人口を位置づけ直し、人口減少時代の地域再生の方向性を示す。

目次

かつてない“危機”の中で
第1部 関係人口とは何か(誕生前史―地域社会の変容
関係人口の概念規定
関係人口の分析視角)
第2部 関係人口の群像(廃校寸前から魅力ある高校へ―島根県海士町
シャッター通り商店街が蘇った―島根県江津市
消滅する集落で安心して暮らす―香川県まんのう町)
第3部 関係人口と地域再生(地域再生主体の形成
関係人口が果たす役割
目指すべきものは何か)
補論 新型コロナウイルスと関係人口

著者紹介

田中 輝美 (タナカ テルミ)  
島根県浜田市生まれ。大阪大学文学部卒。1999年、山陰中央新報社に入社し、琉球新報社との合同企画「環りの海―竹島と尖閣」で2013年新聞協会賞を受賞。2014年秋、同社を退職し、フリーのローカルジャーナリストとして、変わらず島根に暮らしながら、地域のニュースを記録している。2018年度総務省ふるさとづくり大賞奨励賞受賞。2020年、大阪大学大学院人間科学研究科後期課程修了。博士(人間科学)。2021年4月、島根県立大学地域政策学部准教授に着任。また、過疎の発祥地から「過疎は終わった!」と問い、百年続けることを掲げる年刊誌『みんなでつくる中国山地』プロジェクトも仲間と始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)