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オリンピック反対する側の論理 東京・パリ・ロスをつなぐ世界の反対運動

出版社名 作品社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-86182-846-1
4-86182-846-5
税込価格 2,970円
頁数・縦 288P 19cm

商品内容

要旨

今世界で、さまざまな社会的公正を求める市民が、こぞって「オリンピックはいらない!」と声をあげている。2024年パリ大会、2028年ロス大会に対しては、現地で大規模な反対運動が巻き起こっている。膨大な費用、環境破壊、弱者を追い詰める開催地の都市開発、選手を使い捨てする過度な商業化…。本書は、五輪研究の世界的第一人者が、各国の反対運動を調査し、世界に広がる五輪反対の動き、その論理と背景をまとめたものである。

目次

日本語版への序文 いま世界中でオリンピック反対が燃え上がっている
はじめに オリンピックに反対する側の論理と歴史
第1章 オリンピックと反対運動の歴史と事実
第2章 ロス五輪2028をめぐる攻防
第3章 “ノーリンピックスLA”の闘い
第4章 国境を超える抗議活動
補章 反オリンピックの国際連帯

著者紹介

ボイコフ,ジュールズ (ボイコフ,ジュールズ)   Boykoff,Jules
1970年生まれ。米国パシフィック大学政治学教授。元サッカー選手であり、バルセロナ五輪のアメリカ代表メンバーとしてブラジル戦やソ連戦などの国際試合に出場し、その後、米国のプロ・サッカーチーム「ミルウォーキー・ウェイブ」で、プロ選手として活躍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)