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伊藤整日記 3

一九五七−一九五八年

出版社名 平凡社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-582-36533-7
4-582-36533-7
税込価格 4,840円
頁数・縦 453P 22cm
シリーズ名 伊藤整日記

商品内容

要旨

てんてこまいの日々からヨーロッパへ。戦後文壇代表者の奮闘十八年の記。第3巻は、「氾濫」を終え「誘惑」を始め、『文壇史』を続け谷崎全集解説を書き、チャタレー有罪確定、ペン国際大会、座談、講演、会議、作品集等々、渦巻のごとき日常からタシケント、ヨーロッパへと飛び出す。

目次

一九五七年 昭和三十二年(一月 「楢山節考」の解説を書く。原田康子「挽歌」を送ってくる。朝日新聞に「誘惑」を掲載し始める。ペンクラブ国際大会の準備小委員会。新宿で百田宗治の会。
二月 ジョン・ミルズを知る。石橋内閣のあと岸内閣成立。楢山節考の会で日劇ミュージックホールを見る。中公『芸術は何のためにあるか』刊行。
三月 入試の立ち会いに行く。原田康子と対談。チャタレイ裁判の最高裁判決。「誘惑」の映画化。左幸子主演。貞子、桃子、マリ子を連れて妙高ホテルにスキーに行く。
四月 マリ子、幼稚園にはいる。イリヤ・エレンブルグと座談会。河出書房の債権者会議。小山書店でチャタレイ裁判打ち上げの会を行う。蛙の声が聞こえる季節になる。
五月 幸田文の芸術院賞、新潮社賞の会。川崎昇の妻死ぬ。江藤淳の結婚式。田辺孝治君の結婚式。貞子、北海道に病父の見舞い。自作「氾濫」「誘惑」についての感想。 ほか)
一九五八年 昭和三十三年(一月 桃子、マリ子を連れて野尻湖でスキー。光文社が整作品集の提案。十和田で百田宗治の会。「氾濫」を書き続ける。乾直恵氏死ぬ。
二月 産経会館で谷崎全集の講演会。徳永直死ぬ。ステーションホテルで高橋健二の会。横山大観死ぬ。東横グリルで中村白葉夫妻に会う。
三月 昭和女子大国文研究室の菊池寛賞受賞の会に行く。ペンクラブの財務委員会に行く。映画会社が「氾濫」を求める。貞子、桃子、マリ子を連れて野尻湖に行く。
四月 東京工大教授に昇任する。岩波書店の露伴、〓外の座談会。小坂順子と知り合う。中公の講演旅行、大阪、京都行き。九時のツバメ。井上靖、有吉佐和子など。
五月 亀井勝一郎著作集完成の会、武者小路、丹羽など。吉田精一の会。小樽高商同期の三井船舶副社長進藤孝二君が外遊時にはうちの船に乗ってくれと言う。 ほか)