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中世は核家族だったのか 民衆の暮らしと生き方

歴史文化ライブラリー 524

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-642-05924-4
4-642-05924-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 215P 19cm

商品内容

要旨

日本的な家制度が出現した中世。親子・兄弟が別居する家族システムで、人々はいかに暮らし生き抜いたか。農業変革など様々な角度から大変動の背景を探る。名主の家族戦略や財産相続にも言及し、民衆生活の変化に迫る。

目次

変貌する中世の家族と社会―プロローグ
こうして中世がはじまった―中世的世界の形成
放浪から定住へ―鎌倉人の生活世界
中世名主の家族戦略―中世前期の民衆家族
中世は核家族だった―室町人の生活世界
核家族と二世帯同居家族―中世後期の民衆家族
古代から中世へ、中世から近世へ―エピローグ

出版社・メーカーコメント

日本的な家制度が出現した中世。親子・兄弟が別居する家族システムで、人々はどのように暮らし、生き抜いたのか。鎌倉末期から室町・戦国期にかけての農業の変革、民衆の定住化、人口推移など、様々な角度から大変動の背景を読み解く。また、有力農民=名主(みょうしゅ)が立場維持のためにとった戦略や財産相続の問題にも言及し、民衆の生活世界の変化に迫る。

著者紹介

西谷 正浩 (ニシタニ マサヒロ)  
1962年、愛媛県に生まれる。1985年、九州大学文学部史学科卒業。1992年、九州大学大学院文学研究科国史学専攻博士課程(後期)単位取得満期退学。現在、福岡大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)