• 本

経理から見た日本陸軍

文春新書 1312

出版社名 文藝春秋
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-16-661312-0
4-16-661312-X
税込価格 1,320円
頁数・縦 349P 18cm

商品内容

要旨

軍隊のなかで物と金を握っていたのが経理局(部)だ。本書は、陸軍という大組織を裏方として支えた陸軍経理部将校たちの活躍に焦点をあてたものである。予算や兵器の通達、衣食住、給与事情など、さまざまな側面から兵士たちの生活を紹介する。

目次

第1章 軍隊も予算がないと動けなかった
第2章 経理から見た軍隊生活
第3章 補給品を確保せよ!!
第4章 軍需品の価格はどう決まっていたのか
第5章 陸軍経理部の歴史
第6章 陸軍にもあった経理上の不正

著者紹介

本間 正人 (ホンマ マサト)  
秀明大学総合経営学部准教授、元防衛事務官。1969年生まれ。福島大学卒業。1997年、防衛庁入庁。主に調達関係畑を歩き、旧管理局原価計算部(現・防衛装備庁)に15年間在籍した。その間、原価計算を用いた予定価格の算定方式について、企業会計の原価計算と異なることに疑問を抱き、そのルーツや差異の原因を調べ始める。埼玉大学大学院経済科学研究科博士後期課程に入学し、博士論文「軍需品と原価計算―軍需品の調達価格計算に用いられた原価計算の発展過程―」で博士(経済学)を取得。海上自衛隊下総航空基地隊経理隊の出納班長を経て、2021年4月から現職。軍事史学会、日本会計研究学会、日本会計史学会、日本原価計算研究学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)