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江藤春代の編物普及活動 日本の編物の変遷

出版社名 東京図書出版
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-86641-405-8
4-86641-405-7
税込価格 1,595円
頁数・縦 120P 22cm

商品内容

要旨

江藤春代は、現在の編物記号の元となる「合理的符合」を1924(大正13)年に考案した編物講師である。編物普及に尽くした江藤春代という人物に注目した編物史。

目次

第1章 福岡での編物研究(江藤春代と裁縫
江藤春代と編物活動の基盤
教養としての編物
宣教師による手芸学校
結婚と編物研究会
夫の死とレース編研究)
第2章 関東大震災と神戸発信の編物普及(編物講師として独立
ニット男子について
安価な国産毛糸
人気の編物講習会
関東大震災後の編物
教本『あみ物の研究』の出版
「緒論」
登喜和会創設)
第3章 第二次世界大戦と江藤の編物教育(母校での編物教育と合理的符号の再発表
日中戦争後の編物対策
第二次世界大戦中の江藤の編物指導
戦後のレース編みと手編みへのこだわり)

著者紹介

北川 ケイ (キタガワ ケイ)  
青山学院大学文学部フランス文学科卒業。放送大学大学院修士課程文化科学研究科修了。(一社)彩レース資料室代表:神奈川県湯河原町土肥1‐9‐7にてレースと編物と手芸歴史の情報室を開館。(公財)日本手芸普及協会・レース編師範:ユザワヤ芸術学院・蒲田校浦和校にて「北川ケイのレース編」「美術九重編造花」開講(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)