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現代美術の場としてのポーランド カントルからの継承と変容

アカデミア叢書

出版社名 創元社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-422-70118-9
4-422-70118-5
税込価格 5,060円
頁数・縦 280P 22cm

商品内容

要旨

寂しさをたたえた詩情、ユーモアを含んだ批判的精神。厳しい歴史のなかで大きな役割を担ってきたポーランドの芸術。カントルを起点としながらその継承と発展を読み解き、日本の現代美術との比較も試みる。

目次

序章 前衛の胎動と発展―ポーランドと日本
第1章 ポーランドの美術・デザインの教育史
第2章 タデウシュ・カントル―身体と記憶‐美術と演劇の相関関係
第3章 死の劇場―カントルを受け継ぐ
第4章 昼の家、夜の家
第5章 「コモン・アフェアーズ」―何がコモンなのか
第6章 儚い詩情―美学と批評の間‐「セレブレーション」展
付録

著者紹介

加須屋 明子 (カスヤ アキコ)  
1963年生まれ。1989年から1991年ポーランドのヤギェロン大学哲学研究所美学研究室留学、1991年京都大学大学院哲学研究科博士後期課程修了。国立国際美術館学芸課勤務を経て、京都市立芸術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)