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叶うならば殺してほしい ハイイロノツバサ

出版社名 講談社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-06-523390-0
4-06-523390-9
税込価格 2,860円
頁数・縦 622P 19cm

商品内容

要旨

真夜中の吉祥寺で発生した謎の火事。被害家屋から、片手錠で固く拘束された女子高校生の遺体が発見される。他にも男3人が死線をさまよう中、唯一無傷で確保されたのは、その家に独り暮らしていたはずの被疑少年、T17歳。Tが完全黙秘を貫く間、科学捜査を進めた警察は、この家における女子高校生集団監禁の実態と、彼女に2週間も加えられた言語道断の仕打ちを知り激昂する。するとTは、その激昂を嘲笑うかのように完全黙秘をやめ、自らの鬼畜の所業について雄弁な自白を開始するのだった…取調べ官vs.被疑少年。命と誇りを懸けた一騎討ちの結末は。元警察官が描く、慟哭必至の警察ミステリ。

出版社・メーカーコメント

深夜、吉祥寺で発生した住宅火災。死者3名、重傷者1名。死者のうち1名は片手錠をかけられた女性だった。唯一の生存者でその家に住む17歳の少年・仁科徹は当初完全黙秘。 現場の様子から警察は、男4人による女子高生集団監禁事件と判断し、捜査を開始する。 ほどなく死者3名の身元は判明し、2週間にわたって被害女性に加えられた凄惨な虐待も明らかになるが、瀕死の重傷者は身元不明のまま。 警視庁捜査一課管理官の箱アひかりは、突然供述をはじめた仁科がかけがえのない何かを守るために虚偽を述べていると感じ、被疑者、被害者それぞれの背景を調べ始める。元警察官僚・古野まほろが描く、胸を穿つ警察ミステリ。

著者紹介

古野 まほろ (フルノ マホロ)  
東京大学法学部卒業。リヨン第三大学法学部第三段階「Droit et Politique de la S´ecurit´e」専攻修士課程修了。なお学位授与機構より学士(文学)。警察庁1種警察官として、交番、警察署、警察本部、海外、警察庁等で勤務の後、警察大学校主任教授にて退官。2007年、『天帝のはしたなき果実』で第35回メフィスト賞を受賞しデビュー。有栖川有栖、綾辻行人両氏に師事。本格ミステリを中心に、警察小説、青春小説、新書等をはばひろく執筆するほか、古野名義以外で多数の法学書等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)