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クオンタム思考 テクノロジーとビジネスの未来に先回りする新しい思考法

出版社名 日経BP
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-296-00022-7
4-296-00022-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 279P 18cm

商品内容

要旨

「目の前にいない人の居場所を瞬時に知る」ことも、「手のひらサイズの端末で検索する」ことも、「機械から最適な提案を受ける」ことも、かつては「日常感覚を超えた先」にある技術でした。「かつての非日常」は、今、ものすごいスピードで「日常化」しています。本書の軸となる「クオンタム(量子)」は、今はまだ、「日常感覚を超えた存在」ですが量子コンピュータの開発競争に見られるように、「日常化」はもう、目前です。コンピュータの普及で世の中が変わった以上の「大きな変化」が、「クオンタム」の力によって、起ころうとしています。本書では、中学レベルの数学から始め、最先端の量子コンピュータの入り口までを、徐々に深掘りしながら、「クオンタム的な思考」をご案内していきます。そしてその思考法でもって、IoTやICT、労働や教育の未来を見通していきましょう。

目次

第1章 未来を正しく見通す力「Quantum思考」
第2章 「日常感覚を超え出る感覚」の正体
第3章  クオンタム思考へ至る方法―「フレーム・オブ・リファレンス」
第4章 21世期のビジネスとテクノロジーの基礎「量子コンピュータ」
第5章 「クオンタム思考」で読み解くビジネスとテクノロジーの現在と未来
終章 クオンタム思考で未来を生きる

著者紹介

村上 憲郎 (ムラカミ ノリオ)  
株式会社村上憲郎事務所代表取締役。1970年京都大学卒業後、日立電子株式会社のミニコンピュータのシステムエンジニアとしてキャリアをスタートした。1978年、Digital Equipment Corporation(DEC)Japanに転籍、通産省第五世代コンピュータプロジェクトの担当を務める。1986年から、米国マサチューセッツ州のDEC米国本社人工知能技術センターに5年間勤務した。1991年日本DECに帰任後は、取締役マーケティング本部長を務めた。2003年4月、Google米国本社副社長兼Google Japan代表取締役社長としてGoogleに入社。日本におけるGoogleの全業務の責任者を務め、2009年1月名誉会長に就任、2011年1月1日付けで退任し、村上憲郎事務所を開設した。京都大学で工学士号を取得、現在、大阪市立大学大学院都市経営研究科教授、国際大学GLOCOM客員教授、大阪工業大学客員教授、会津大学参与にも従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)