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動物意識の誕生 生体システム理論と学習理論から解き明かす心の進化 上

出版社名 勁草書房
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-326-15474-6
4-326-15474-8
税込価格 3,960円
頁数・縦 340P 20cm
シリーズ名 動物意識の誕生

商品内容

要旨

名だたる論者たちが問い続けた「意識」という難問。神経科学と哲学が共創する、新たな意識の進化論!

目次

1 理由づけと基礎づけ(目的指向システム―生命と意識に対する進化的アプローチ
心の組織化と進化―ラマルクから意識の神経科学まで
創発主義的合意―神経生物学からの視点
クオリアのギャップを生物学で橋渡し?
分布問題―意識はどの動物に備わっているのか?)

出版社・メーカーコメント

名だたる学者たちが問い続けた「意識」という難問。神経生物学者と哲学者が手をとり、意識の進化研究を新たなステージへ押し上げる!何があればその生物に「意識」があるといえるのか? 多くの研究者がこの「進化の目印」を求めている。神経機構か、感覚器官か。否。「学習」こそがカギだと喝破する著者二人は、脊椎動物、節足動物、頭足類をも射程に捉え、意識がカンブリア爆発と同時に進化したと推定する。動物意識の源流へと向かう緻密な探究をともに追随する体験!

著者紹介

ギンズバーグ,シモーナ (ギンズバーグ,シモーナ)   Ginsburg,Simona
イスラエル・オープン大学元准教授。専門は神経科学
ヤブロンカ,エヴァ (ヤブロンカ,エヴァ)   Jablonka,Eva
テルアビブ大学教授。専門は生物学の哲学
鈴木 大地 (スズキ ダイチ)  
筑波大学生命環境系助教、北海道大学人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)客員研究員。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)