• 本

ブランダム推論主義の哲学 プラグマティズムの新展開

出版社名 青土社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-7917-7379-4
4-7917-7379-9
税込価格 2,860円
頁数・縦 339,13P 19cm

商品内容

要旨

カント、ヘーゲル、セラーズ、ローティ、ウィトゲンシュタイン、マクダウェルなどの議論を自在に取り込みながら、独自の理論体系を構築し、プラグマティズムを牽引するアメリカの哲学者ロバート・ブランダム。言語と世界はどうつながっているのか。文の「正しさ」や推論の「適切さ」はどのように決まるのか。いま熱い視線が注がれる「推論主義」の基礎から応用までを網羅する、はじめての本格的入門書。

目次

1 言語と規範(言語哲学とプラグマティズムの歴史
ブランダムはなぜ「推論」に注目するのか)
2 推論主義の基本(規範的語用論
推論的意味論)
3 推論主義の応用(「意味の理論」としての推論主義
推論主義を応用してみる)
4 失われた二つの客観性を求めて(推論主義は相対主義か
世界に応答できるか)

著者紹介

白川 晋太郎 (シラカワ シンタロウ)  
1986年岐阜県高山市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程思想文化学専攻(哲学)修了。博士(文学)。現在、日本学術振興会特別研究員PD(一橋大学)、京都産業大学、滋賀大学非常勤講師など。専門はプラグマティズム、言語哲学、規範性の哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)