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近代日本宗教史 第4巻

戦争の時代 昭和初期〜敗戦

出版社名 春秋社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-393-29964-7
4-393-29964-7
税込価格 3,630円
頁数・縦 265P 22cm
シリーズ名 近代日本宗教史

商品内容

要旨

「帝国日本」への協力と抵抗。対外膨張政策により孤立を深めた日本はついに戦争に踏み切る。取り締まりが強化され、神聖天皇崇敬と国家主義が過熱していく。その渦中で、各宗教団体や思想家はどのように戦争と向き合ったのか。そして「帝国日本」は国民や植民地にいったい何をしていたのだろうか。

目次

第1章 総論―総力戦体制下の新たな宗教性と宗教集団
第2章 思想と宗教の統制
第3章 植民地における宗教政策と国家神道・日本仏教
第4章 戦争協力と抵抗
第5章 昭和初期の新宗教とナショナリズム
第6章 戦争・哲学・信仰
第7章 超国家主義と宗教
第8章 戦時下の生活と宗教

出版社・メーカーコメント

経済的行き詰まり打開のため、泥沼の戦争へと突き進む帝国主義の日本。現在では考えられない版図を誇った日本の植民地での宗教政策とはどのようなものだったのだろうか。また、宗教団体による総力戦体制の下での戦争への協力と抵抗、そしてその反省とは。

著者紹介

島薗 進 (シマゾノ ススム)  
1948年生まれ、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、東京大学名誉教授、上智大学グリーフケア研究所所長
大谷 栄一 (オオタニ エイイチ)  
1968年生まれ、東洋大学大学院社会学研究科社会学専攻博士後期課程修了・博士(社会学)、佛教大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)