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社会思想としてのクラシック音楽

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-10-603867-9
4-10-603867-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 291,10P 20cm

商品内容

要旨

「生も死も同じである」とは?日本独特の死生観をさぐる。近代の歩みは音楽家たちが雄弁に語っている。バッハは誰に向けて曲を書き、どこから収入を得たのか。ハイドンの曲が徐々にオペラ化し、モーツァルトが貧困の中で革新的な名曲を連発したのはなぜか。大衆を酔わせるワーグナーの毒とは何か。ショスタコーヴィチは独裁下でいかにして名曲を生み出したのか。音楽と政治経済の深い結びつきを、社会科学の視点で描く。

目次

第1章 芸術の「送り手」は誰を意識したか
第2章 自意識と流行
第3章 ナショナリズムの現れ方
第4章 体制と芸術における「規模」
第5章 技術進歩がもたらす平等化
第6章 パトロンと批評家の応援
第7章 政治体制と音楽家
第8章 言葉、音楽、デモクラシー

出版社・メーカーコメント

近代の歩みは音楽が雄弁に語っている。バッハは誰に向けて曲を書き、どうやって収入を得たのか。ハイドンの曲が徐々にオペラ化し、モーツァルトがパトロンを失ってから傑作を連発したのはなぜか。ショスタコーヴィチは独裁体制下でいかにして名曲を生み出したのか。音楽と政治経済の深い結びつきを、社会科学の視点で描く。

著者紹介

猪木 武徳 (イノキ タケノリ)  
1945年、滋賀県生まれ。経済学者。大阪大学名誉教授。元日本経済学会会長。京都大学経済学部卒業、マサチューセッツ工科大学大学院修了。大阪大学経済学部教授、国際日本文化研究センター所長、青山学院大学特任教授等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)