長与専斎と内務省の衛生行政
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2021年6月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2750-9
(4-7664-2750-5) |
税込価格 | 5,940円 |
頁数・縦 | 285,2P 22cm |
商品内容
要旨 |
西洋をモデルとして、日本の衛生行政の基礎を築いた長与専斎(一八三八‐一九〇二)。長与の衛生行政構想について、医学等学術の「政務的運用」と、「官」と「民」の協調の推進という二つの視点から接近し、その構想が内務省の衛生行政においていかに扱われたのかを解明する。 |
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目次 |
第1部 医学等学術の「政務的運用」論の展開(長与専斎と衛生行政―医学等学術の「政務的運用」の視座 |
出版社・メーカーコメント
明治期日本の衛生行政黎明期にあって、初代内務省衛生局長・長与専斎はどのような影響を与えたのか。長与による、医学を法律・政策をもって政府が積極的に運用する「政務的運用」と、その効果を上げるための「官民協調」の二つの方針を第一次資料から明らかにする意欲作。