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パンデミックの世紀 感染症はいかに「人類の脅威」になったのか

出版社名 NHK出版
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-14-081856-5
4-14-081856-5
税込価格 3,850円
頁数・縦 542P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • パンデミックの世紀 感染症はいかに「人類の脅威」になったのか

    筆者は感染症の歴史を専門とする世界的な医学史家。疫病と戦う科学者たちの姿をリアルに描く。ニューヨークタイムズやサンデータイムズなど、世界のメディアで高い評価を得た内容。コロナ禍の出口が見えそうで見えない不安の中、スペイン風邪やエボラ出血熱、ペストなど感染症の過去の経験を正確に知ることが必須であると思われる。忘れてはならない過去の経験を知って、このトンネルを抜けたい。

    (2021年10月3日)

商品内容

要旨

1918年の「スペイン風邪(インフルエンザ)」の流行以来、人類を襲ったいくつもの感染症。感染症の歴史を専門とする著者が、10年にわたる調査をもとに、未知の病原体の発見と感染の急速な広がりが大規模な被害とパニックを引き起す過程、それらに対する科学者たちの苦闘を克明に描き出す。人間の「認識の盲点」をつくパンデミックに対抗するには、特定の分野の専門知だけでは不十分であり、生態学的・免疫学的・行動学的要因を総合的に分析する必要があることを明らかにする。

目次

サメと感染症―ポリオ
青い死病―スペイン風邪
天使の町の疫病―ペスト
オウムが運んだヒステリー―オウム病
フィリー・キラー―レジオネラ肺炎
在郷軍人病ふたたび―レジオネラ肺炎
アメリカのエイズ、アフリカのエイズ―後天性免疫不全症候群
SARS―スーパースプレッダー―重症急性呼吸器症候群
国境地帯のエボラウイルス―エボラ出血熱
ジカ熱のZ―ジカウイルス感染症
疾病X―新型コロナウイルス感染症
パンデミックの世紀

出版社・メーカーコメント

科学者たちの懸命の取り組みにもかかわらず、未知の病原体が大規模な被害とパニックを引き起こすのはなぜか? 人間の「認識の盲点」を突いて猛威をふるうパンデミックにどう立ち向かうべきか? 「フィナンシャル・タイムズ」ベストブックに選出された話題作に、新型コロナウイルスの章を加えた決定版!

著者紹介

ホニグスバウム,マーク (ホニグスバウム,マーク)   Honigsbaum,Mark
医学史家、ジャーナリスト。ロンドン大学シティ校上級講師。「ガーディアン」紙での調査報道記者や特集記事の執筆者等、複数の新聞社でキャリアを積んだ後、博士号を取得。感染症の歴史を専門としており、医学・環境人文学と科学社会学の知見を組み合わせて、ワクチンをめぐる科学的知識についての研究に取り組む。一般紙「オブザーバー」や医学誌「ランセット」に定期的に寄稿。学術活動と並行して科学をテーマにしたアニメーションを作成しており、「パンデミックはどのようにして起こるのか?」はYouTubeのTED‐Edチャンネルで300万回以上視聴されている
鍛原 多惠子 (カジハラ タエコ)  
米国フロリダ州ニューカレッジ卒業(哲学・人類学専攻)。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)