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音楽教育のススメ これからの時代を生きるすべての子どもたちへ

出版社名 幻冬舎メディアコンサルティング
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-344-93106-0
4-344-93106-8
税込価格 880円
頁数・縦 172P 18cm

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要旨

日本では、幼少期の「習い事」の一つとしてピアノが選択されることが多い。では、ヴァイオリンや合唱なども含む「音楽教育」には、どんな効果があるのだろうか。演奏技術や音楽知識の他にどのような力が身につき、仕事や日常生活の問題解決や意思決定、行動に役立てられるのだろうか。本書では、0歳児から大人までを対象とする音楽教室を運営する著者が、欧米諸国で行われている音楽教育も踏まえながら、音楽を習うことによって感性、論理的思考力、自己表現力がどのように養われるか、音楽教室での実践をもとに明らかにしている。音楽で論理的思考力が養われるのは意外な印象を与えるかもしれないが、作曲家や時代背景などの知識を整理し解釈して表現に生かす、あるいは楽譜を読みこなして楽曲の論理構造を理解する過程で、実社会でも役立つ論理的思考力が身につくのだという。著者の小林洋子氏は、1990年に小林音楽教室(旧:小林ピアノ教室)を創業。現在、東京都内数カ所に直営教室を構え、幼児から大人までを対象に多様な音楽教育を展開している。一般社団法人日本ソルフェージュ協会会長。沼田峰紀氏は小林音楽教室の運営管理会社である株式会社レゼル代表取締役。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2021年7月13日]

商品内容

目次

序章 なぜ今こそ音楽教育が必要なのか
第1章 音楽教育のあゆみ―古代ギリシア、欧米諸国、日本
第2章 「感性」を磨く―本物を見極める価値判断力を身につける
第3章 「論理的思考力」を鍛える―物事の本質を捉える力を身につける
第4章 「自己表現力」を養う―ありのままの自分で社会と調和するために必要な力とは
第5章 子どもの音楽教育のために親ができること

著者紹介

小林 洋子 (コバヤシ ヨウコ)  
上野学園大学音楽学部卒業。大学在学中の1990年に小林音楽教室(旧:小林ピアノ教室)を創業。ピアノと音楽の基礎教育であるソルフェージュを一体化させた独自の指導法には定評があり、これまで指導に携わった生徒は2000名に及ぶ。現在、東京都内数カ所(新宿、麻布ほか)に直営教室を構え、数十人の音楽講師とともに、幼児から大人までを対象に、ハイクオリティで総合的かつ多様な音楽教育を展開している。一般社団法人日本ソルフェージュ協会会長
沼田 峰紀 (ヌマタ タカノリ)  
小林音楽教室の運営管理会社である株式会社レゼル代表取締役。東京工業大学大学院修了後、国内大手SIerを経て、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程(MBA)在学中に同社を設立。幼少期からピアノに親しみ、小林洋子氏と出会い音楽教育に携わるようになる。現在は同教室の経営管理全般を担う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)