• 本

愛と共生のイスラーム 現代エチオピアのスーフィズムと聖者崇拝

南山大学学術叢書

出版社名 春風社
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-86110-730-6
4-86110-730-X
税込価格 6,930円
頁数・縦 550P 22cm

商品内容

要旨

宗教、民族、国の違いを越えてともに祈る。西アフリカからエチオピア西部にやってきたひとりのスーフィー(イスラーム神秘主義者)が、「無償の奉仕」を通して、オロモの人々を中心に様々な民族・宗教に属する人々からカリスマ的な聖者として崇敬されるようになった過程、そしてそのカリスマ性が、次世代の人々の営みによって受け継がれていく様子を描き出した民族誌。

目次

第1部 西部オロモ社会とイスラーム(オロモの社会と宗教
ジンマ地方のイスラーム化:「商人」と学者)
第2部 カリスマの誕生:アルファキー・アフマド・ウマルの人生誌(聖者性の醸成:西アフリカからエチオピアへ
聖者性の発現:ミンコ村からクサイェ村へ
聖者性の存続に向けて)

著者紹介

石原 美奈子 (イシハラ ミナコ)  
南山大学人文学部・教授。文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)