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原典イタリア・ルネサンス芸術論 下巻

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-8158-1027-6
4-8158-1027-3
税込価格 9,900円
頁数・縦 P514〜1006 2P 22cm
シリーズ名 原典イタリア・ルネサンス芸術論

商品内容

要旨

ヨーロッパ芸術の黄金時代はイメージや言葉をめぐる新たな認識の時代でもあった。多様な芸術観を切り拓いた重要テクストが今、原典からの翻訳によってよみがえる―。下巻には、代表的な文学・音楽・演劇論から、コレクション論や図像論、遠近法論や比例論、さらには反芸術論までを収録。

目次

コレクション論―美術品消息
図像論―聖俗画像論(抄)
インプレーサ論―戦いと愛のインプレーサについての対話(抄)
遠近法論―遠近法論(第一書)
比例論―完全比例論
俗語論―俗語論(第一書)
修辞論―ラテン語の典雅(序文)
悲喜劇論―悲劇と喜劇の創作をめぐる談話あるいは書簡
抒情詩論―抒情詩論(第七講)
叙事詩論―ルドヴィーコ・アリオスト擁護
音楽論―『ハルモニア教程』
『古代と当代の音楽についての対話』
演劇論―『スーズダリのアヴラアミイの出立』
反芸術論―ジローラモ・ベニヴィエーニ『カンツォーネ「来たれ、主がおられる」についての註解』

著者紹介

池上 俊一 (イケガミ シュンイチ)  
1956年愛知県豊橋市に生まれる。1983年東京大学大学院人文科学研究科(西洋史専攻)博士課程中退。東京大学大学院総合文化研究科教授などを経て、東京大学名誉教授、博士(文学)。著訳書『公共善の彼方に』(名古屋大学出版会、2014年、フォスコ・マライーニ賞)『原典ルネサンス自然学』(監修、名古屋大学出版会、2017年、日本翻訳出版文化賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)